幻の黒牡丹

Posted by mail.ogu.check on 6月 11 2012 | 雑記

「花に例えるなら牡丹」と言われた時もありましたが・・・
今じゃ葉牡丹にもたとえられませんワ

マンション住まいなので、庭といってもそう広くはありませんが、牡丹が今年も見事な花を咲かせています。
楚々とした花が好きで、ヒダカイワザクラ、エゾツガザクラ、チングルマと言った高山植物とカタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、山芍薬など、野に咲く花が主ですが、牡丹の高貴な美しさは別格でいろいろな品種を植えて楽しんでおります。

日本で栽培されている牡丹の種類は約300種あるそうで、我が家には30種類ほど植えています。

以前、中島千波画伯の展覧会で「富貴華宴」の四曲一双屏風を拝観した折、黒色の牡丹が描かれていました。

島根県の大根島に由志園と言う牡丹園がある。
島根由志園 大根島、由志園の寒牡丹


広大な庭園に300種類の牡丹が植えられていて、それはそれは絢爛きわまる花の饗宴を楽しめます。
 
食道楽の友人4人と松葉ガニを食べに城崎温泉に行った折、足を延ばして由志園に出向いた。

冬にも関わらず室内も屋外も寒牡丹が見事に大輪の花を咲かせていて友人等は初めての体験だったせいか感嘆の声を上げることしばし。
P1010582.JPG 冬も楽しめる由志園の屋内庭園

私はこの時で3度目で、中島千波の屏風画に描かれていた黒い牡丹の苗を買いたいとの思いもあって訪ねた。

カタログで黒色と書かれていたものの中から「不夜城」「烏ケ仙」「黒光司」「墨の一」を求め、北海道なので秋に送ってもらうことにした。
その年の秋に苗が届き、翌春、待望の黒い牡丹と思いきやその色は屏風画の牡丹の色でない。

チョコレートコスモスの色に少し赤みをさしたような色で、それはそれで趣はあるが、思い描いた黒牡丹ではない。

その後、中島千波画伯にお目にかかる機会があったので、黒牡丹の事を伺ってみたところ画伯は、中国、雲南省の山の中で出会ったとの話。

そう言えば黒い花は花屋でも見たことが無い。

品種改良でカーネーション、バラ、ガーベラ等に赤黒いチョコレート色の花びらの品が、この頃、見かけるようになったが漆黒色の花にはまだお目にかかったことが無い。
デボラカー主演映画の「黒水仙」にも黒い水仙は登場しなかった。
黒は花の色としてふさわしくないのかもしれないが、人は希望を持つことで生きれるというが、もうこの歳になるとお先真っ暗で、せめて生きている間に「幻の黒い牡丹」の栽培成功のニュースを聞きたいものだ。

満開の牡丹
我が家の満開の牡丹

牡丹名  白牡丹
新七福神                      連鶴

トリビュート  チョコレート色
トリビュート                      黒光司

黄色  新七福神
黄冠                        娘花桜                       

黒光司  天衣
墨の一                        天衣

2012年6月11日
新千歳空港ハスカップとアイスワインの店
ハスカップ

三ツ野由希子

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