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国会ダイエット

Posted by mail.ogu.check on 2月 24 2009 | 雑記

政治家の友人が何人かいるので、叱られることを覚悟で言わせてもらう。
親しい政治家を当選させるためには電信柱に頭を下げ、犬、猫にまで気遣いをしなければならない。忙しい時間をさいて日頃無沙汰をしている人の所に出かけて頼んだり、電話をかけたり、手紙を書いたり、選挙運動に係わると誰彼となくニコニコ顔で接しなければならない。嫌な奴と思っても一票、一票と言い聞かせ見方になってもらうよう頼みまくる。そうした親派の支えによって胸にバッジをつけることができるというもので、中川昭一議員は支持者に対する感謝の念や責任感が欠落しているのではないかと思う。

財務大臣を辞任するのは当然で、議員も辞職すべきだと思う。
世界に醜態をさらしたことは日本の大臣の質が問われることで、道民の一人としてこの程度の人物が国会議員としてまかり通っていることが恥ずかしい気がする。

報道された日の朝、友人の元通産官僚からお電話を頂戴した。
部下から酒癖の悪さについて聞いていたようで、何時かこのような失態を起こすのではないかと危惧していたそうで、よりにもよって世界の舞台で演じることになるとは残念でならないとの話でした。

麻生総理の任命責任が問われ、「私の前では酒を飲んだことが無いので」と答弁をしていましたが、往々にして自分よりも上の人間には礼を尽くし、部下や陳情者には非礼な態度で接することがしばしばあったようだ。
現に私の知人が尖閣列島の件でアポイントを取った時も,急用でキャンセル。秘書を通じて再度時間の指定をされて出かけたところ1時間以上待たされたため次の約束の時間があったので退席したそうです。その後は何の連絡も無いとの事で、後で某政治家にこの話をしたら二日酔いでないのかとのコメントでした。

私が支援している友人の政治家は初当選のとき「皆さんが誇れる存在感のある政治家になる決意でおります。負託された一票の重みに責任を感じて行動します」と宣言。
彼は今4期目の当選を果たし信奉者の輪を広げておりますが、私が最も評価することは誰に対しても同じく平等に接する点です。下戸なので酒の上での失敗はありませんし、女のスキャンダルとも無縁で、政治家としての資質が備わっているうえに、奥方が夫を蔭で支えるタイプで、同性からも好かれるので選挙はあまり苦労せずに当選しています。

それにしても失態を演じた夫にマスコミの前で『日本一』の声援を送る女房の厚顔さも呆れる。女の友達が口をそろえて「kyバカップル」でないかと酷評。

高額納税している実業家の女性達からすれば骨身を削って働いて収めている税金が、酔っ払いの報酬に使われていることに憤りを感じるのも無理からぬことで、小額納税者の私でさえ同調できる。

議員定数は、何を根拠に算出されているのか分からない。
村会、町会、市会、県会そして国会議員。
船頭多くしての例えもあるように国でも市でもこれだけの人員がいなければ政ごとが運ばないと言うのか。
私は、防衛と外交だけは国の所管として、それ以外の省は県や市で運営可能でないかと思う。

税の徴収は日本銀行に任せ真面目に税金を納める会社には銀行の金利を安くすると言うのはどうだろう。

国会議員の数も一都一道二府四十三県それぞれお一人様。
一票の格差などと面倒くさいことをいわず、面積も人工密度も関係なく定員一名にして選挙運動期間は三日間。選挙費用は自分持ち。報酬は一億。総額50億。
現在 国会議員は衆参合わせると727名、一人の議員に掛かる経費が約6000万。
おおざっぱに計算しても500億。10分の1ですむ。

公務員改革、天下り禁止など税金の無駄遣いの議論も結構だけれど、議論している先生方が無駄の最たるものでないか。
国会審議を欠席したら減給、車、秘書、事務所は自分の裁量で運営すればいいことで、領収書も提出する必要無し。血税を使わなければ指弾されることも無いので還元水でも、ミルクでも好きなように飲むといいと思う。

いかんせん、村から国まで先生と名の付く輩がおおい。正社員がリストラされるご時勢。
国会も頭数だけでなく法案、制度、すべての機構を大胆な発想でスリムにして真の小さな政府を樹立して欲しい。

自分がスリムになれない腹いせで申しているわけではありません。

2月24日 ハスカップ 三ツ野由希子


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