スイス 氷河特急の旅
スイス 氷河特急に乗って参りました。
雑誌やテレビで、スイスの絶景を眺めながらいただく優雅なランチの様子を目にして一度は体験したいと思っておりましたが、86歳を目前にようやく夢がかないました。
スイスの景色たるやスケールと美しさで、息をのむとはこうゆうことだったのかと、感動の連続でした。
三大特急で巡るスイス三大名峰8日間
2026年6月27日-7月4日
11人のツアーで添乗員の西条好江さんのお人柄が誠に好ましく、また参加者全員が好感の持てる方々で、楽しくて豊かな旅ができました。
さて、私,写真をバシャバシャ撮りましたが、どれが何処だったか分からずでしたが、11人のツアーの中に鉄道博士のような方がいらして日程表とお写真を送ってくださいました。
その中には私が、持病の心臓病を懸念して参加出来なかった場所も加えて下さって心配りに感激です。
余談ですが、鉄道マニアには乗り鉄、撮り鉄,それにスジ鉄と言う時刻表を読み解く楽しさに夢中になる方もいるそうです。ちなみに松本清張のミステリー小説「点と線」は時刻表に於ける4分間のトリックが、事件解決の決め手となった物語でしたが,私がその件についてお伺いしたところ、実際の時刻表にのっとったストーリーとのことで、清張畏るべしかな!
それでは旅 スタート
6月27日 成田空港11時発スイスインターナショナルエアラインズ(ビジネスクラス)所要時間14時間25分
チューリッヒ18時25分着。時差の関係で夕方の到着でしたが昼間の明るさで21時過ぎてようやく夜の帳がおりてまいりました。
最初の宿泊はグリンデルワルドでチューリッヒから約3時間専用列車で。宿泊のホテルはロマンチックホテルシュバイツアーホーフ。名前がロマンチックというだけあって少女趣味満載の部屋で老女の私にはちょと場違いな佇まいでした。
ただホテルの窓を開けるとアイガーが眼前で,迫力に圧倒されます。
窓から見えるアイガーの絶壁
6月28日 いよいよツアー第一歩。
この日はロープウェイと登山列車を乗り継いでヨーロッパ最高地点ユングフラウヨッホ駅へ。氷のトンネルを通ってスフインクス展望台(3571m)からアレッチ氷河を眺めるコースでしたが、私は体調を考えてグレチャー駅で途中下車して,高山植物を眺めながらハイキングを楽しみました。
ハイキングコースには色とりどりの高山植物をめでることが出来ました。
エーデルワイスは花弁が大きくて、我が家の庭の楚々とした姿とは大違いでした。その他の花は鉄道博士の奥様が撮った写真をアップさせて頂きます。
キンポウゲ
ルピナス
リンドウ
アルペンローズ
アルペンローズは車窓から何度も目にしますがバラではなくツツジの仲間のようです。
ツアー2日目 6月29日 この日はインターラーケンオスト駅からゴールデンパスエクスプレスでレマン湖畔のモントルーへ。車窓から世界遺産のラボーのブドウ畑を眺めたはずですがしっかりと確認できませんでした。
レマン湖
ロック歌手のフレディ・マーキュリーのフェステバルが催されるとかで湖畔の周りは準備でごった返しておりました。
湖畔のレストランで昼食でしたが、冷房なしで扇風機。何を食べたか忘れました。
モントルーにはチャプリンの記念館やオードリヘプパーンの住まいの跡など見たいところがありましたが、ツアーのスケジュールに入っておらず、ちょぴり残念。
モントルーからいよいよマターホルンの麓ツエルマットへ。
ホテルの部屋から眺めるマターホルン
マターホルンは4478mの世界の美しい山ベスト3に選出されるだけあって、ピラミット型の雄姿は神々しささえ感じます。
それにしても日本人女性登山家の今井通子氏が登頂に成功したとのニュースを聞いたときは、これほどの山とは思いませんでしたが、まじかでこの山を見ると、よくぞこの岩峰険しい壁を登れたものだと只々驚愕です。
ツエルマットの宿泊はグランドホテルツエルマターホーフ
1879年開業の5つ星ホテルというだけあって落ち着いた風格あるたたずまいのホテルですが、ヨーロッパのホテルはどこもそうらしいのだそうですが、歯ブラシ、歯磨き剤、パジャマ、それにトイレがウオッシュレットでないのが、なんとも日本のホテルライフを経験している者としては合点のいかないところです。
6月30日 この日はマターホルン観光で登山列車でゴルナーグラート駅(3089m)からハイキングしながら湖に映るマターホルンを眺めるスケジュールでしたが、私は脚に自信がないのでホテルでエステを受けることにしました。
7月1日 いよいよ待望の氷河特急乗車。ツエルマットからサンモリッツへ約8時間の旅。世界一遅い特急列車と言われているそうですが、ゆっくりと車窓の景色を眺められるような速度にしているのでしょう。
乗車してまずおしぼり。日本なら竹籠かトングに挟んで直接手渡されますがお皿に乗せて提供されました。ちょと新鮮な感じがしました。
車内の設えや食事の様子は写真でご覧下さい。
グラスが倒れないようトレーに仕切りがついていました。
前菜
食事は前菜に始まりデザートまでどれもスイスらしさを感じる美味しい品々で満足のいくものでした。
氷河特急が向かった先はサンモリッツ。
この地はシャンパン気候と言われ、ヨーロッパの富裕層が避暑に訪れる所で、高級ブランドの店が軒をつらねているセルラス通りで、ウインドウショッピングなどしたいところでしたが、いかんせん体力がついてきてくれません。
ホテルはグレースラマニャサンモリッツ。
レストランからサンモリッツ湖が見渡せるロケーションの良いホテルで、アールヌーボー様式の内装が所々にみられ西洋アンティークの好きな人には魅力的でしょうね。
翌2日はイタリアのティラノでランチ。スパゲッテとジェラードを食べましたがジェラードの美味しさに悶絶。
ティラノからは世界遺産のレーティシュ鉄道ベルニナ線でサンモリッツへ。
3日帰路 チューリッヒから成田空港へ。チューリッヒ空港は世界各国からの観光客でラッシュ状態。出国手続きに1時間以上並ばなければならず悲鳴を上げたくなりました。
そのせいなのか成田に到着して大トラブル発生。
預けた荷物が到着しないのです。ツアー客全員の荷物です。荷物が迷子になった場合どんな保証をしてもらえるのか荷物の中身を考えるだけで絶望でした。
一人、一人中身の申請や預り証の番号など手続きにまた行列。散々な目にあいましたが3日遅れで荷物は無事自宅に届きました。やれやれです。
この旅を通して感じたことは、観光立国と称されているだけあって道路や線路沿線に空き缶やたばこの吸い殻などごみ一つ見当たらず、さすが環境に心配りしていることがうかがえます。
ところがお土産店やスーパーマーケット、空港のスタッフ等は,無愛想,ぞんざいな態度で、どうせ一元の観光客と思っているのか、とても日本では考えられない態度です。
私も新千歳空港でお土産の店を経営しておりますが,日ごろ社員には又寄っていただけるような接客をするよう指導しており、そのせいか、リピートのお客様が多いのはありがたいことです。
北海道も観光立国を標ぼうするなら景色や食べ物だけでなく人に対する気遣いも大切な要素であることを痛感しました。
それはさておいてもスイスはまだまだ見足りないところがあるので再チャレンジしたいものです。
2026年10月20日
新千歳ターミナルビル ハスカップとアイスワインの店 ハスカップ
三ッ野由希子
